昨今、自由な働き方、生きがいなどが注目を浴びています。

一般企業に就職して生涯を終える方はまだまだ多いですが、そうではなく、起業やフリーで仕事をする方が増えています。

農業も、選択肢の1つになりつつあります。

農業は儲からない、稼げないと考えられていましたが、その中でも新しく市場を切り開いて稼ぐ農業従事者が出てきています。

新規就農者の許可申請が、増えています。

新規就農者が農地を取得・賃貸する場合は、農地法3条の許可が必要です。

就農するに当たっての営農計画を提出し、農業委員会のヒアリングを受けるのが通常です。

しかし、営農計画が甘く、農業について勉強をしていない方からの申請が増えており、加古川農業委員会は審議を強化する考えのようです。

具体的には、これまで必要のなかった「筆別作付計画表」の添付が、4月11日から求められます。

どのような作物を、いつからいつまで栽培するか等を具体的に示す必要があります。

審議が厳しいと思われがちですが、これまでは書面を求められなかつただけで、各農業委員会では当然にヒアリングされるような事項です。

新規就農を考える際には、せめてこれくらいは考えておいてほしいというのが、農業委員会の本音なのかもしれません。