主に開発許可の際に、土地の区画形質によって排水量に変化があるために設けられる貯水池になります。
例えば、大雨が降った際です。
以前が森林であれば土地自体の吸水力があって問題がなかったのが、宅地にしたことによって吸水力が低下して一度の排水量が多くなり過ぎる場合があります。
そのような時に、貯水をして、排水量を調整する役割を持つのが、調整池です。
原則1万㎡以上の開発には設けなければいけませんが、排水に問題がなければ絶対ではありません。
また、自治体によっては5千㎡以上など、基準が異なります。
開発許可に伴う排水には、付近の排水許容量なども計測する必要がありますので、その分、コストもかかります。